酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

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ユーロ2016 至福の1カ月が終幕

先日7/11早朝(日本時間)の決勝をもって、
ユーロ2016フランス大会が終了しました。



6/10(日本時間6/11)の開幕戦から早1カ月。
世界最高峰のサッカーの祭典が終わってしまいました。
サッカーファンにとっては、見逃せないカードの連続。



私もWOWOWの生中継や録画観戦をしながら、寝不足気味の日々を過ごしたのです。
しかし本当に文字通り『至福』の1カ月間でした。



全51試合中、21試合を観戦。
決勝トーナメント以降は、全試合を観ました。



今大会優勝のポルトガル。
国際試合、悲願のメジャー大会を初制覇。
戦前から優勝候補に挙げられていましたが、決して本命ではありませんでした。



GL3試合は全てドロー。
決勝トーナメント以降も準決勝のウェールズ戦以外は延長戦へ。
ウェールズ戦以外は1点差かPK勝ち。
僅差の接戦をものにし続け、しぶとくチャンピオンになりました。
あまり勝者らしくない優勝チームといえます。



チームや組織力が万全でもなく、ロナウドが圧倒的な個人技を魅せた訳でもありません。
DFペペやGKルイ・パトリシオを中心とした堅守速攻が武器。
FWナニの復調や18歳の新星レナト・サンチェスの台頭、
ベテランのクアレスマの活躍などが目立ちました。
エースのロナウドは徹底マークの中、準決勝等ここぞの場面で仕事。
決勝は早い時間の負傷退場が悲運でしたが、逆にチームが団結し優勝に繋がりました。
彼の勝利への熱意・渇望が栄冠を引き寄せたことは、間違いありません。



しかし、私はサントス監督を中心にチームがまとまり、
自分たちの出来ることに専念したことが一番の要因だと思います。
組み分けに恵まれるなど運も味方に付けた印象。



ポルトガルは偉大なサッカー強国とはいえませんが、
ユーロ初優勝のチームが誕生したことは喜ばしいこと。
いつも常連ばかりでは、つまらないですからね。



準優勝のフランス。
開催国として合格点の頑張り。
グリーズマン、ジルーの両FWが期待通りの活躍でした。
パイエという発見がありましたが、ポグバは期待や注目が大きすぎた感じ。
彼には自分が目立とうとするきらいがあります。



世界王者ドイツ。
ボールポゼッションを高め、ピッチをワイドに使い組織力もあるチーム。
恐らくサッカーの内容では出場24チームの中で一番良かった国。
全チームで年間を通したリーグ戦を開催すれば、たぶん優勝するでしょう。
しかしユーロやWカップは一発勝負。
キャプテンのラームが抜けた穴がボディーブローのように効いていたようです。




一方で今大会の躍進国の話題を。
共に初出場ながらベスト4のウェールズとベスト8のアイスランド。



両国の共通点。
・国歌が美しい
・サポーターの雰囲気が最高(アイルランドやスコットランド等英国勢特有の雰囲気)
・キャプテンシーが抜群
・チーム力、組織力が秀逸
・3バック4バックを中心とした堅守速攻を武器とし、自分たちの強みに特化する
・選手にエゴイズムがない
・祖国を代表してサッカーが出来る喜びに満ち溢れている
・技術で下回っても愚直に頑張れる
・最後の最後まであきらめない    等々。



ウェールズのベイル。
今大会、最も株を上げた選手の一人。
所属クラブでは元々世界的なスーパースター。
今回、ウェールズの中で仕掛けからフィニッシュまで正に期待以上の大黒柱の働き。
勝利後の仲間との歓喜の抱擁は、本当に無邪気で外連味がありません。
味方のミスを責めることなく、常にチームを鼓舞する姿はキャプテンの鏡。
私はこれまであまり好きではなかったですが、一気に彼のファンになりました。



アイスランド。
人口33万人でサッカーのプロ選手は約100人の小国。
それが強国イングランドを破りベスト8に進出。
今大会の国内TV視聴率が99.8%とか『サンダー・クラップ』と呼ばれる独特の応援。
試合後のあの拍手と唸り声は、本当に荘厳でした。
バイキングのような髭面のキャプテン・グンナルソンが先導するから、尚更カッコよかった。



予選で、オランダ、チェコ、トルコが同居した組を2位通過したのは伊達ではありません。
ロングスローからの得点などデザインされた自分達の強みを発揮。
敢闘精神に溢れた素晴らしい闘いぶりは、今回のハイライトといえるでしょう。



伝統国では大会前、史上最弱と呼ばれたイタリア。
伝統の堅守速攻でスペインを破りベスト8進出。
守備陣以外は貧弱と呼ばれた中盤とFW陣が目一杯頑張りました。
闘将コンテに導かれ、考えられる中では最高に近い結果を出しました。
スペイン戦前の次のコンテの言葉が私は一番印象に残りました。
『理屈だけならイタリアはスペインに勝てないが、勝利には理性を超えたものが必要だ』



今大会のがっかりチーム。
スペインとベルギー。
両者に共通する敗北原因。
実力に勝る巧いチームが中途半端に戦い、遮二無二、真摯に闘う格下チームに負けた。
上記に尽きます。



スペイン。
確かに技術では大会NO1チーム。
2008ユーロ、2010Wカップ、2012ユーロを制覇し黄金期を迎え全てを手に入れた強国。
しかし今大会は『お腹一杯の金持ちの肥満おやじ』に見えました。
気迫が前面に出ない、スマート過ぎる、パス本数も少なく相手より走らない。
いわゆる『楽をして勝とう』としているように感じました。
クラブレベルではいまだに世界を席巻していますが、根本的に見直さないと
以前の『本大会ベスト8止まりの予選無敵艦隊』に逆戻りしそうです。



違った意味で脆かったベルギー。
はっきり言ってランキングほどの強さはないとずっと思っていました。
クラブレベルで個人で活躍して有名な選手が多くても、国の代表として闘うことは別次元。
恵まれた時代に育ったであろう若いエリート選手揃いのベルギー代表には、
ハングリーさや逞しさが欠けていてどこかひ弱さを感じるのです。
ベスト8でのウェールズ戦の逆転負けは、典型例でしょう。
今後、多民族国家をしぶといチームにまとめ上げるのは至難の業といえます。



他にもオーストリアはアラバを中心に期待度高かった割に惨敗したチーム。
又、スウェーデンのイブラ。
今回の敗退で代表を引退するとか・・・
クラブレベルでは全てを手にした選手ですが、
スウェーデンはどうしてもワンマンチームの域から出ませんでした。
改めてサッカーはチームスポーツだと認識されます。



翻って我が日本代表。
今大会の24チーム6グループに組み分けされたと仮定して、どれくらいの結果を出せるか?
ユーロは弱小が少なく、Wカップ本大会より1勝するのは難しいと思います。



日本代表が参考にすべきはウェールズやアイスランド、ハンガリー、イタリアです。
でもベルギーのようになりそうで怖い。
ベルギー代表と日本代表の選手に共通しているのは、自分達が巧いと思っていること。
しかし世界標準で見ればベルギーのアザールは、メッシやロナウドとは比べられない。



日本も下手くそではないが中途半端に巧いため、選手やサポーターが勘違いし
アイスランドのように弱者に徹しきれない。
そこが致命傷になると思われます。



ハリルホジッチ監督がWOWOWアンバサダーとして1カ月間、
ユーロ本大会を解説していました。
含蓄に富んだ分析を数多くしていましたが、是非日本代表に還元してほしいものです。

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