酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2014FIFAワールドカップ決勝 ドイツ優勝! 美しく記憶に残る勝者

ワールドカップも決勝が行われ、ドイツが4回目の優勝を果たして祭典が終わりました。


■ FIFAワールドカップ2014 ブラジル大会 決勝
ドイツ VS アルゼンチン
2014年7/13(日本時間:7/14 AM4:00キックオフ)
マラカナンスタジアム(リオデジャネイロ)


1-0 (90分:0-0)でドイツが24年ぶり4回目の優勝!
得点者:ゲッツェ(延長後半8分)


決勝らしく勝負に徹した緊迫した激闘。
ボールを保持して攻撃するドイツと、しっかり守ってカウンターを仕掛けるアルゼンチン。
双方の持ち味がぶつかり合い、手に汗握る展開となりました。
得点は延長後半、ゲッツェの決勝ゴール1点のみでしたがとても面白い試合でした。


PK戦にならず、本当に良かった。勝つべき正当な勝者が最後に報われました。
勝ち負けを決めるためとはいえ、PK戦は本当に興醒めして私は大嫌いです。
あの緊迫感が好きという人もいるのでしょうが、サッカーの醍醐味からは大きく外れたもの。
運の要素が多分に入り込み、真の勝者を決める手段として最悪だと思う。
(1994年、ロベルト・バッジオのPK失敗が永遠に私の苦い記憶として残っている。)



南米開催のワールドカップで、初のヨーロッパ勢の優勝となりました。
歴史を塗り替えた美しいゲッツェのゴールは、この先何十年も繰り返し放映され、
ワールドカップの歴史として人々の記憶に残っていくのでしょう。


この栄えある決勝を裁いた主審は、イタリアのリッツォーリさん。
普段CLを観ている方には、見慣れた顔ですね。理知的でとても優秀な主審。
2013年のCLファイナル バイエルンVSドルトムント を担当した実力者です。
オランダのカイペルスさん、ポルトガルのプロエンサさんと並ぶ今大会決勝の主審として大本命の1人。
決勝でも簡単にファウルを取らず、上手く試合をコントロールしていました。



さて、ドイツの優勝・・・私もこのブログで昨年12月から変わらず予想し続けて見事的中。
私が1994年アメリカ大会から観た6回のワールドカップの中で、最も美しい勝者と言えます。
『強い者が勝つのではなく、勝った者が強いのだ』 とは、よく言われる言葉ですが
今大会のドイツは両方に当てはまる、美しく内容の伴った真の勝者だと思います。


決勝の対戦国、アルゼンチン。
今大会、アルゼンチンの試合を観るのは5試合目でしたが、決勝が一番よい内容でした。

『戦術メッシ』。
イグアイン、アグエロ、ディマリアでさえ王様メッシを支える兵隊。
だが何といってもチームの心臓はマスチェラーノ!バルサと違い本職のボランチで躍動。
彼がいなければアルゼンチンの決勝進出は絶対になかった。
ファイナルの決勝点の場面。
シュールレがマスチェラーノのスライディングタックルを振り切ってクロスを上げた場面が印象的。


サッカー界の未来のためにも今大会はドイツが優勝すべきだった。
決勝以外のアルゼンチンは酷かった。
攻守が完全に分業制。メッシの1試合平均走行距離は8km台。少なっ!!
しかもそのほとんどが歩いているかジョグ状態。ほとんど守備をしない。
ボールを奪われても追いかけず、自分より前にいた選手が必死に後ろに戻って守備をしていた。
天才の一瞬の閃きで点を奪うことに専念することが許されていた絶対的君主。


決勝でもその基本スタイルに変化はなかったが、バランスの取れた守備からカウンターを発動。
イグアイン、メッシ2回、パラシオとGKと1対1になるような決定機は、アルゼンチンの方が多かった。
どれかひとつでも決めていれば、結果は違っていたかもしれない。


だが、サッカーの神がそれを許さなかった。
過去10年以上、正当に努力してきた者たちに戴冠させることを選んだ。


ドイツ。

・先進的で健全な育成システム。
 移民を受け入れ代表に新しい才能を融合した。
・観客動員数世界NO1のブンデスリーガ。
 近代的なサッカー専用スタジアムを備え、安全に配慮し老若男女が集う場となっている。
 熱狂的なサポーターのクラブ愛。
・健全なクラブ運営。
 ドイツサッカー連盟は、巨額な借金を許さず海外の大物を法外な値段で移籍させることは不可能。
 又、スター選手に破格の年俸も認めない。さすがドイツらしい厳格さ。
 必然的に国内の若手を育成し、ほとんどのクラブがドイツ人選手を主力としている。
 イングランドプレミアリーグが外国人選手に頼っている状況と比較すれば一目瞭然。


全てにおいて隙が無いサッカーを展開。
単純にボールポゼッションするのではなく、ボールを前に運び陣地を進めることを重要視。
遅攻だけではなく、時には縦に速い展開も織り交ぜる。
GKノイアーからの一発のロングキック、ロングスローは超正確。足元も上手い。
ノイアーのスイーパーというかリベロのような守備範囲はGKの最先端像である。


中盤の大胆なサイドチェンジやミドルシュートも精度が高い。
フィジカル(高さ、強さ)も充分。スペインと違いセットプレーも攻守両面で大きな武器。
メッシ、クリロナほどのモンスター級はいないが、各選手が高い次元のSクラス選手ばかり。
途中交代を含めて選手層がとにかく厚くレベルが高い。どの選手が出ても同じサッカーが出来る。
ファイナルの決勝ゴールが、途中出場のシュールレとゲッツェから生まれたことが象徴的。
2013-2014シーズンのチェルシーでシュールレが魅せていた通りの活躍ぶり。
ゲッツェ22歳。胸トラップから利き足でない左足でのシュートをサイドネットへ。素晴らしい!


加えて若い才能の宝庫。
平均年齢は25歳台で今大会2番目に低いそうである。
次回ロシア大会も盤石で迎えられるだろう。日本にとっては何とも羨ましい状態。


大会MVPがメッシというのは、ブラックジョークか?
背後に何か黒いものを感じる。(スポンサー アディダス?)
本人も悲しそうだった。


私的には・・・ドイツMFのクロース。
攻撃をすべてプロデュース。
左右両足の正確なキック。
精度の高いFK、CK。
ボランチとして日本人も見習ってほしい正確なミドルシュート。
そしてクロースといえば美しい軌道のサイドチェンジ。
右SBのラームがオーバーラップした際、左サイドからの低い弾道のサイドチェンジは、
往年のユナイテッドのベッカム→ギグズを彷彿させる。(サイドは反対だが)
ワールドカップ初出場で24歳の年齢を感じさせない冷静さ。
恐るべきタレント。
これでも所属のバイエルンでは不動のレギュラーとはいえない。
どうなっているんだ、ドイツサッカー!



試合会場の聖地マラカナン。
リオの街を見下ろすキリスト像とのコラボがとても美しかった。
現地16:00キックオフ時は、明るい陽射しに包まれていた。
後半開始早々、大きな夕日の太陽を抱くようなキリスト像は神々しい画。
そして夕闇が訪れドイツ優勝決定時は、ドイツカラーの黒・赤・黄色にライトアップ。
最後のセレモニー時、ブラジルカラーのイエローとグリーンにライトアップ。
本当に美しい演出で心に残りました。


今まで観た中で史上最高ともいえるワールドカップが終わりました。
祭典が終わり、何か物悲しい気持ちでいっぱいです。
虚脱感とそれを上回る満足感。世界最高峰の闘いが終わってしまいました。
全64試合中、38試合を観戦。
観た試合は当然全て通しで。
ニュースやハイライト、ダイジェストだけでは絶対に味わえない試合の流れや伏線があります。
試合全部を観てこそ感動が味わえます。


そして可能な限りTVのLIVE観戦を意識しました。(AM4:00や5:00キックオフの試合中心ですが)
試合と同時刻に観戦することで現地の興奮や選手の息遣いが感じられる気がするからです。
地球の裏側のブラジルとはいえ、空気・大気は繋がっています。
実際、熱戦であるほどに感じた体の震えや鳥肌立つ感動は、間違いなく現地から伝わる熱気なのです。
人類の生み出した最高傑作ともいうべきエンターテイメント ワールドカップ。
この感動を胸にこれからのサッカー観戦に、なお一層のめり込んでいくことになりそうです。

スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://sportmania44.blog.fc2.com/tb.php/114-5e9de617
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。