酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

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FIFAワールドカップ2014 準々決勝レビュー

ワールドカップもいよいよベスト4が出揃い、本日より準決勝が始まります。
その前に準々決勝のレビューをしておきたいと思います。


ベスト4の顔触れは・・・ブラジル、ドイツ、オランダ、アルゼンチン!
いずれ劣らぬサッカー大国・強国が勝ち残りました。


私の予想では、昨年12月の組み合わせ抽選決定時で、オランダ以外の3か国が的中。
(あと一つはスペインを予想していました)
開幕後のベスト16決定時点での予想では、4か国全て的中。
オランダ以外は、どのメディアでも優勝候補に挙げられた国ばかり。


私は、過去20数年間のサッカー観戦経験や各種メディアの情報を検討して予想しました。
各GLの勝敗や順位を踏まえて予想し、直感に頼らないようにした結果です。


何はともあれ、サッカーファンなら誰しも望むビッグカードが実現しました。
・ブラジル VS ドイツ (横綱対決   事実上の決勝戦)
・オランダ VS アルゼンチン (大関対決という感じか?)


この4チームは、ほぼ同格のサッカー大国・強国と言えるだろう。
ブラジル(優勝5回)、ドイツ(優勝3回)、アルゼンチン(優勝2回)、オランダ(準優勝3回)。
どの組み合わせになっても胸踊るビッグマッチ。
それぞれの国もお互いを強国と意識し、ライバルとして勝負を挑む筈である。


私の優勝予想は・・・ずっと変わらずドイツ。
アウェイの南米開催というファクターを除けば、弱点や隙が見当たらない。
好調時のバルサのスケールアップ版といった感じ。
フィジカルの強さ(高さ・パワー含めて)、テクニック、戦術、駆け引きの巧さ、選手層の厚さ、
セットプレーの強さ、監督の経験・手腕、チームワーク、ゲルマン魂。
加えて攻守に突出した個の力(ミュラー、エジル、ゲッツェ、クロース、フンメルス、ノイアー)と
キャプテンであるラームの統率力。
優勝の大本命といえる。



準々決勝の4試合をTV観戦したレビューを下記に。
決勝トーナメント1回戦の8試合は、死闘・激闘続きでとても面白く興奮した。
その理由は、いわゆる格下のチームの奮闘・健闘にあるだろう。
必死に立ち向かい、勇敢に潔く闘った。
特にチリ、メキシコ、ナイジェリア、スイス、アルジェリア、アメリカは美しく散った。
それと同時にサッカー大国・強国の歴史と底力も感じたのです。


それに比べて準々決勝の4試合は、やや期待外れの内容。
実力を出し切り健闘したといえるのは、オランダに延長戦含めて0-0からPK負けした
コスタリカぐらいではないか?
全ての試合で得点し、計12ゴールのオランダを最後まで無失点に抑えた堅守と鋭いカウンター攻撃。
健闘した理由は、自分達を弱者・格下と認め外連味なく闘ったからだと思う。


他の3か国は、ベスト8に進出したことで色気が出て、負けたくないという気持ちが勝った感じだ。
4年に1度のワールドカップ本大会なのだから、勝利に拘ってプレイが硬くなるのは必然。
本大会の準々決勝にスペクタクルな内容を求める方が酷というのもわかっている。
しかし・・・


■ コロンビア
ブラジル相手とはいえ、もっと勝負できる・・・いや、ひょっとしたら実力を出し切れば
勝つのではないか、ぐらいに私は期待し、評価していた。
ここまでの4試合、ファルカオを欠いても、ハメス・ロドリゲス、クアドラードを中心に攻撃的で
スピーディー・コンパクトな素晴らしいサッカーを展開していたのだから。
ブラジルの圧力の前に技術を発揮できず、コロンビアの選手が皆小さく見えた。

ブラジルは、フィジカルでぶつかり合い、ゲームの流れを分断。
勝負に徹した手堅いサッカーをし、セットプレーから効率よく2点を奪って勝利。
相手のコロンビアに良いところを出させないこと自体が真の強さなのかもしれません。
今回のブラジルの強さは守備陣の強力さにある。
CBはスピードのあるチアゴ・シウバにダビド・ルイス。控えにダンテ。
SBはアウベスにマルセロ。控えにマイコン、マクスウェル。
ボランチにパウリーニョとルイス・グスタボ。控えにフェルナンジーニョ、ラミレス。
全てに世界の超一流。とんでもないメンバーである。

本気を出したブラジルは強い!大会の5試合通じてギアが上がってきた印象である。
チームとしての連動や華麗さに乏しく決して褒められた内容ではない。
しかし地元開催で優勝を義務付けられたブラジルにとって、内容より勝利が絶対条件。

監督のスコラーリは名将の誉れ高いが、2002日韓大会のブラジル代表の優勝監督。
当時のチームは3R(ロナウド、リバウド、ロナウジーニョ)の個人技は凄かったが、
勝利の結果重視で決して華麗なチームではなかった。
スコラーリはポルトガル代表監督当時の方が賞賛を浴びていたのではないか。
(ユーロ2004準優勝や、2006ドイツ大会4位)

ベンチに控えるもう一人の巨頭パレイラ。
こちらは1994年アメリカ大会のブラジル代表の優勝監督。
当時は守備的過ぎることで今より評判が悪かった。

要するに優勝という結果を出すためには、世界一攻撃的で個人技を重視するブラジルでさえ、
勝利最優先の効率的で実戦的な戦い方をする。
この2人が首脳陣にいるという事実がブラジルの選択 いや覚悟なのだ。


■ フランス
ドイツ VS フランス   名前だけならファイナルでもおかしくない好カード。
しかし、フランスはベスト8まで来て満足したのか、怖気づいたのか。
1点リードされ負けているのに優雅な試合運び。
どうしても勝ちたいといった執念が感じられず、ドイツにあっさり逃げ切られた。
ベンゼマの惜しいシュートも所詮単発。ノイアーの厚い壁を崩すに至らずでした。
前大会の世紀の大失態からすれば健闘とも言え、ここまでのチームだったのでしょう。
当たった相手も悪かった。


■ ベルギー
4試合の中である意味一番期待外れのゲームをした。
1点リードされ劣勢なのに、なぜあんなに消極的なのか。
決してチームとして内容の良くないアルゼンチンに1-0で逃げ切られた。
イグアインの先制ゴールは確かに素晴らしかった。卓越した個人の力を見せられた。

しかし、後半残り20分ぐらいになってやっとエンジンがかかったような試合運びはどうしたことか?
相手のスタミナ切れを狙っていたようにも見える。
最終盤、190センチを超える選手3人をPAに入れたパワープレーで押し込んだように見えたが、
その前に、もっと他にやり方があったと思う。
若い才能溢れる選手たちが己の力を全部発揮し切れたようには見えず、不完全燃焼に終わった。



以上 総括でした。
このベスト8の試合で実力を発揮し、運を引き寄せることの難しさを改めて感じた。
それこそが、サッカー大国・強国の本当の強さなのだろう。
何十年に渡る 敗戦、屈辱、経験、教訓、栄冠、歴史等すべてが地層のように積み上がって、
現在のブラジルやドイツ、オランダ、アルゼンチンをサッカー大国足らしめている。
日本がその場所に辿り着くには、気の遠くなるような果てしなく長い道のりが続いている。
そのことをまず自覚したい。


このあと、ベスト4 準決勝 至高の対決に期待します。

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