酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

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日本代表、コロンビアに惨敗! 深刻な敗退劇 

テレビ朝日にてサッカーをTV生観戦。


■ FIFA ワールドカップ2014 ブラジル大会
グループC 第3節 日本VSコロンビア 
2014年6/24(日本時間:6/25 7:00) キックオフ
クイアバにて


主審は、ポルトガルのプロエンサさん。
すごい!
ユーロ2012ファイナルやCLファイナルを裁いた世界的トップレフェリーです。


結果は・・・1-4で日本の大敗。
得点者:岡崎(日本)
    クアドラード(PK)、J・マルティネス×2、ハメス・ロドリゲス(コロンビア)


これによりグループCの最終結果は、
コロンビア(9)、ギリシャ(4)、コートジボワール(3)、日本(1)の順位となりました。
*( )内数字は勝ち点。


日本は、1分け2敗の勝ち点1で最下位。
ギリシャが初戦0-3の敗戦から立て直し、逆転でのグループ突破。
結果的に日本はコロンビアに勝利さえできれば、得失点差で2位になることができましたが、
その地位はギリシャに奪われました。
最後まで諦めなかったギリシャに敬意を表したいと思います。


さて、コロンビア戦。
相手は先発8人を入れ替えてきましたが、日本は軽く一蹴されました。
世界のサッカー強国との選手層の違いを見せつけられた格好です。


試合は、日本が立ち上がりから積極的に攻め、ミドルシュートも交え、縦に速い攻撃を展開。
3試合の中では、前への推進力やアグレッシブな気持ちが見て取れる試合でした。
なぜこれを初戦からできなかったのか?こんなに追い詰められないと動けないほどやわだったのか?
日本代表とは、選ばれた精鋭中の精鋭だったのではないのか?


PKで先制されましたが、前半アディショナルタイムに岡崎が同点ヘッドを決め1-1で折り返しました。
何より一番痛かったのは、後半開始早々、コロンビアに追加点を奪われたことです。
後半から入ってきたハメス・ロドリゲスにマークが3人集中し、
フリーのJ・マルティネスに楽々決められました。


これで、日本は勝利のために2得点が必要となり、バランスを崩してでも攻撃せざるを得なくなった。
こうなると相手の思うつぼで、スペースが空いた裏をカウンターで崩され連続失点。
前がかりになった、この1-2からの2連続失点は仕方ない部分もあります。


昨季CL準決勝でのバルサの敗戦(対バイエルン 2試合合計0-7)や
今季CL準決勝でのバイエルンの敗戦(対レアルマドリー 2試合合計0-5)のように勝利のために
バランスを崩して攻めたり、心が折れると一気に大差がつくことは、よくあることである。



それよりも決定機に決められるか否か、それが一番大きな差となった。
日本にもチャンスはあった。世界の一流はワンチャンスを決めてくる。
今に始まったことではないが、そこが世界の本当のトップとの埋め難い差なのだ。


エースの差とも言える。
日本のエースは・・・一応 本田、香川 ということになっている。
一方、第1節コートジボワールのドログバ。
年齢的に全盛時からは落ちていても、オーラ・フィジカル等、日本の2人とは雲泥の差。
まあ比べること自体間違っているが・・・


コロンビアのハメス・ロドリゲス。
まだ22歳。日本代表の誰よりも若いがコロンビア代表のエース。
前評判通りの活躍で今大会最大のブレイクの1人。
それでも所属クラブはフランスのモナコ。
これから真のビッグクラブへステップアップし、スーパースターへ駆け上がっていくだろう。 




今大会の大惨敗を受けて原因を検証し、反省・総括をしないと日本サッカーの未来はないと思う。
出場したワールドカップ5大会の中で最も深刻な状態と認識すべし。


私は特にJFAと日本のマスコミに大きな原因があると思う。
以下改善すべき項目を思いつくままに。


①男子のサッカー日本代表は今や『金のなる木』である。 
 大スポンサーも付き、選手の待遇は他のスポーツとは別格の扱い。
(野球の一部メジャーリーガーは除く) 
 女子のなでしこ とも大きな待遇の差。
 ダンヒルの公式スーツを着用し、チャーター機で現地入り。
 ウェアや道具、コーチ陣も万全の態勢でバックアップ。
 代表選手はあまりにも恵まれ過ぎていて、大スターのような振る舞い。
 世界的に大した選手でもないのに大きな勘違いをさせている。


②国内での緩い親善試合が多すぎる。(キリンチャレンジカップ)
 弱小国をホームに呼んでいくら試合をしても真の強さは身に付かない。
 スポンサーの意向、入場料収入、グッズ販売等、お金の匂いがプンプンする。
 アウェイの親善試合や公式戦を数多く実施すべし。
 2011年のコパアメリカ招待辞退は、信じられない愚行だった。
 (理由:Jリーグの日程が合わない、海外所属選手が招集できない等) 辞退の理由になっていない。 


③民放のサッカー放送のレベルアップ。
 放送は、アナウンサーと解説者が各1人いればよい。
 芸能人を読んだり、人数過多な解説がうるさい。
 又、大したことのないプレーをいちいち大げさにアナウンスしたり絶叫しない。
 多くのサッカー観戦初心者が誤った認識をするようになる。


④マスコミはこれまでの不勉強を反省し、世界最先端のサッカーを常に研究すべし。
 世界の中の日本代表や選手の立ち位置を、正確に国民に伝える義務がある。
 又、有用・有益な情報はそれなりの対価を払わなければ得られない。
 スポーツ担当記者なら、WOWOWやスカパーを契約し受信料を払って世界のサッカーを観るべきだ。
 サッカー専門誌等も購入し情報のチャンネルを増やす。
 そしてなにより大事な現地取材により、足で情報を探すのは基本中の基本。
 プロの記者がネットで検索するだけで、世界の情報を得た気になっているとしたら本末転倒である。
 
 
 盲目的に応援するだけでは、代表は強くならない。
 健全で建設的な批評・議論を常に各メディアで展開してほしい。
*これまで、スポンサーに配慮して意図的・確信犯的にサッカー世論を煽っていたとしたら、
  本当に大罪である。


⑤監督が行う選手選考やシステム、戦術に正しい批評をする。
 選手選考は公平でなければならない。
 クラブチームと異なり、代表は短い準備期間で試合をする。
 チームの熟成というより即興性が求められる。
 フィジカルのよい選手、走れる選手、調子のよい選手を正しく選考することが大切。
 主力選手がどんな状態でも代表のレギュラー安泰などありえない。
 緊張感のある公正・公平な競争はどんな時でも必要である。
 
 日本代表の試合が、所属チームで出場時間が少ない選手のための調整の場
 になっていたことがあった。(香川、本田等)・・・大問題である。
 現アメリカ代表監督のクリンスマンのフェアな態度は模範的。
 『所属クラブでの出場機会が何よりも重要だと説き、試合勘が鈍い者には定位置を与えない。
 サッカーは走るスポーツ だとして、フィットネスには細心の注意を払っている』
 大いに参考にすべき金言と考える。


⑥選手の個人名を挙げるのは本当は控えたいが、今回は酷過ぎる。
 主要戦犯は・・・本田、長友、香川。
 既に敗戦後の各選手の謝罪の弁が出ている。
 それでも今後のために敢えて指摘する。
 
 『井の中の蛙大海を知らず』 とはまさに上記選手に当てはまる。
 本田が親分として周囲をミスリードしたのは周知の事実。
 それに輪をかけて長友。いつから本田の子分になったのか?
 『いつもぼくら3人で世界一を目指すという高い目的意識で話している』・・・とか。
 海外の名門クラブに在籍しているだけで何かを勘違いしてしまった3人。
 それもバルサ、レアル、バイエルンのような真のトップクラブでもないのにもかかわらず。
 国内組の選手を下に見て、驕り高ぶり、謙虚さを失った瞬間から成長が止まったのだ。
 

 勝負事なのでわざわざ負けるためにワールドカップに行くのではない。
 だが、『優勝』を目指す資格・資質・器・覚悟など最初からなかった。
 大多数の選手もそう思っていたはず。
 精神力・技術力・イマジネーション・インテリジェンス・フィジカル・戦術・戦略・相手国への畏れ等
 すべてに劣っていたのは明白な事実。
 考え方からすべてを改めないと同じ事を繰り返すことになる。
 

⑦ザッケローニの4年間を総括すれば、間違いなくプラス評価である。
 日本を愛し、誠実な態度・コミュニケーション力でチームを掌握。
 ボールを支配した攻撃的なサッカー、インテンシティを高め、縦に早く攻めるスタイル。
 長い目で見れば方向性は間違っていないと私も思います。

 ただ2011年のアジアカップ制覇が代表の頂点だったのが残念。
 3年半経ってもチームの主力が当時とほぼ変わらず、チームが伸び悩んだ。
 その間に世界はどんどん先へ進んでしまった。
 60歳を超える年齢のせいか、選手選考やシステム・戦術に柔軟性が見られなかった。
 世界のメガクラブでは40歳前後の若い指導者が、革命的な理論を展開している。
 それと比べるとどうしても頭の固さが常に感じられた。

 日本はベンチワーク(交代選手やシステム変更)の良さで試合に勝ったことがほとんどなかった。
 (2011年のアジアカップは除く)
 日本のようなサッカー新興国は、対戦相手の強国にやり難さや、いやらしさを感じさせないと
 勝負に勝つ確率が少なくなる。

 そしてザッケローニの功罪のうち、最大の罪。
 4年間をトータルして選手の固定化と若手を登用しなかった選手選考・起用。
 特に今大会のワールドカップ。
 日本は必勝を期したため、将来への種まきを犠牲にしてしまった。
 日本のチーム最年少は酒井高徳などの23歳。
 23歳や24歳は、もはや若手とは言えず、チームのエースや中心選手でなければならない。
 (98年の中田英は21歳。2002年の小野、稲本、中田浩などは23歳だった)
 
 今の日本のフル代表に10代や20歳の選手が選出されることは想像すらできない。
 一方、世界は19歳、20歳の若い選手を積極的に選出・起用。

 グループリーグ敗退のイングランドは19歳のスターリング(リバプール所属)がレギュラー。
 ロス・バークリーやチェンバレンも20歳である。

 下馬評の低かったオランダのDFラインは22歳の若手を複数抜擢して大躍進。
 途中出場のFWにも20歳の若手がいます。
 ブラジルのネイマール(バルセロナ所属)やオスカル(チェルシー所属)は22歳。
 クロアチアのコバチッチ(インテル所属)は20歳。
 コロンビアのキンテーロやハメス・ロドリゲスも21歳や22歳。
 フランスのポグバ(ユベントス所属)やバラン(レアルマドリー所属)は21歳。
 ベルギーも19歳のオリジ(今回初めて知った選手だが初ゴールをゲット)やヤヌザイが活躍。

 日本もこれからは本当に積極的に若手を抜擢・起用すべし。


⑧ワールドカップのアジア枠を減らすことも検討か。
 現行の4.5枠は緩すぎる。
 今大会のアジア勢はここまで3分け8敗。
 最終H組の韓国が勝てなければ、勝利なしで4か国ともグループリーグを敗退する。
 いかにアジアが世界から引き離されたかが露呈した。

 レベルの低いアジア予選を世界1番乗りで突破しても何の価値もない。
 (日本は2006年大会から3大会連続の予選突破1番乗り)

 3枠くらいが妥当ではないか?
 94年や98年大会予選のような身を切る痺れるような戦いを経験しないと強くなれない。
 もしくは、他のアジア諸国の10か国くらいが、日本や韓国・オーストラリアレベルになれば
 少しは緊張感も出るだろう。
 ACLの活況を目指す等、如何にアジア勢が強くなれるかを真剣に模索しないと、
 世界から置いていかれる一方となる。
 


⑨最後に悲しい現実、事実を。
 日本は、30年、50年経っても世界の強豪に追い付けないのではないか・・・と感じる自明の理がある。
 それは・・・サッカーは日本の国技ではない(又はサッカーは日本で一番人気のあるスポーツではない)
 という事実である。


 世界の国々の8割くらいは、サッカーが人気第一のスポーツだろう。
 そしてサッカー大国、強豪国やワールドカップ決勝トーナメントに進むような国は、
 ほぼ例外なくサッカーが国技と思われる。

 日本は野球の文化が広く根付いている国だ。
 ポジションの考え方等に野球的な思考がどうしても出易い国民性がある。
 サッカーはセンターバックがペナルティエリア内でシュートを撃ってもよいのだ。
 野球でキャッチャーは、センターフライを捕らない。
 又、引き分けの文化もサッカー独特といえる。
 そもそも、サッカーのように動き続けるスポーツは、日本人の気質に合わないとはよく聞く言葉である。
 野球や相撲のようにリセットというか、『間の時間が少ない』のがサッカーの特徴。
 
 よって広く老若男女にサッカー文化が根付いているとはとても言えない。
 Jリーグが始まってまだ21年。日本は、まだまだサッカー新興国に過ぎないのだ。
 そして、日本代表の人気が地元のJリーグクラブより高いうちは、サッカー強国にはなれないだろう。
 ミーハー的なファンが代表を支える仕組みだからである。

 サッカー強国は、国の代表チームより我が町のクラブの成績の方が重要と
 考えるサポーターが多いのが普通である。(国や地域が地続きで民族対立の歴史が長いからか)
 そういう厳しい眼力を持ったサポーターに叱咤激励されながら、代表は強くなるのだと思う。
 
 
 ・日本代表の試合で、どんな試合展開でも同じ歌を歌っているサポーター。
 ・普通のプレーに感嘆の声をあげ、代表選手をアイドルのように扱うサポーター。
 ・低調なゲームの後にブーイングもなく、黄色い声援を送るサポーター。
 ・重要なワールドカップ初戦に敗退した後、渋谷のスクランブル交差点で呑気に歌を歌い、
  ハイタッチをするサポーター。(別に暴動を起こせと言っているのではない)
  



平和な日本ならではの光景といえるが、
このように緩んだ空気感が日本代表を包んでいるうちは、真の強豪にはなれないだろう。
しかし今回の失敗を機に、大変革できるように、我々日本国民も反省し考えていかなけれなならない。
4年後のロシアワールドカップで成功を収められるよう、頑張ってもらいたい。
サッカーという素晴らしいスポーツによって、夢を見られることは幸せなことです。
厳しい意見ばかり述べましたが、これからも日本代表を応援していきます。

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