酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

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英雄パッキャオ ラストマッチ

久しぶりにWOWOWでボクシングを観ました。



■ WBOインターナショナルウェルター級王座決定戦
パッキャオ(フィリピン) VS ブラッドリー(アメリカ)
2016/4/10(日) 11:00試合開始(日本時間)
MGMグランドガーデンアリーナ(アメリカ・ラスベガス)



元6階級制覇のパッキャオ引退試合。
ブラッドリーとは1勝1敗で迎えた3戦目の決着戦でした。
結果は・・・3-0(3者とも116-110)の判定でパッキャオの勝利。
見事に優秀の美を飾りました。



序盤、攻勢に出たのは、ブラッドリー。
手数を出し、スピードに乗った攻撃を仕掛けました。
しかしラウンドが進むにつれ、徐々にブラッドリーの動きにパッキャオが慣れてきます。
7Rと9Rに2回のダウンを奪い、終盤も落ち着いて逃げ切りました。



爆発的な前への突進力や怪物的な連打を見せた訳ではありません。
実際、ブラッドリーのダメージは深くなかったでしょう。
足元も全くふらついていませんでした。



しかし、最終的には大差の判定勝利。
圧勝という形ではないですが、微かな差が積み重なり12Rを終わってみると
明確な大差になりました。



レベルの高い者同士の試合では、ありがちな試合展開。
観客が熱狂するような豪快なダウンの応酬が観られることは、むしろ稀です。
パッキャオは全盛期のような圧倒的な勝利ではないですが、
むしろ円熟味を感じさせる懐の深さと、引き出しの多さを見せつけました。



9Rのアッパー気味のショートフックによるダウン。
両足が揃って体重を乗せられない体勢からでも、ダウンを奪うパンチが撃てる。
流石です。



37歳でもこのような試合が出来る彼の偉大さをあらためて感じました。
1995年にデビュー以来、21年間のプロ生活。
フィリピンの貧困層からアジアの英雄へ。
さらに各階級のスーパースターを下馬評を覆してことごとく撃破。
勝つだけでなく、常に前へ出る好戦的なスタイルで豪快なKO勝利も数多く。



世界主要団体を6階級(飛び級があるので実質は10階級とも)制覇の偉業。
プロ通算で6回の敗戦がありますが、無敗であることが最重要ではありません。
どんな相手とどんな試合内容で闘ったか・・・それこそが人々の記憶に残るのです。
*2012年、マルケスに負けた衝撃の失神KOは忘れられません。



パッキャオは、不世出の天才とは言えないかもしれません。
しかし不世出かつ努力のファイターであり続けました。
アジアの英雄『パックマン』。
そのボクシングスタイルと笑顔は、永遠にボクシング界に語り継がれていくことでしょう。

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パッキャオVSメイウェザー 世紀の一戦の結末

久しぶりにボクシングの話題を。


ボクシングファンなら絶対に見逃せない今世紀最大のスーパーマッチ。
この決戦は5~6年前から対戦が熱望されていましたが、
実現しないまま両者が引退してしまう恐れが高くなっていました。


待ちに待った一戦。


■ WBA・WBC・WBO世界ウェルター級王座統一戦
マニー・パッキャオ(フィリピン) VS フロイド・メイウェザー(アメリカ)
2015/5/3(日) (日本時間)
MGMグランド・アリーナ・ガーデン(アメリカ・ラスベガス)


GW真っ盛りのこの日は仕事だったため、帰宅してWOWOWを録画観戦。
結果は・・・・・12R 判定0-3 でパッキャオの敗戦。


これまでパッキャオ、メイウェザーの試合は、それぞれ5試合ほど観たことがあります。
ある意味で予想通りの恐れていた試合展開でした。


史上最高とも目されるメイウェザーの鉄壁のディフェンス技術とスピード。
L字ガードやウィービング、バックスウェー等あらゆる防御技術で的を絞らせません。
序盤からパッキャオの圧力を受け、ロープを背負う時間も長かったですが
巧みに体を入れ替えたり、クリンチを交えていなしていきます。


左のジャブ・リードブローを的確に合わせ、いつものヒットアンドアウェイ。
確実にポイントアウトしました。



パッキャオは好戦的に前進し圧力をかけ続けましたが、結局逃げ切られた感じ。
4R、左ストレートがメイウェザーの顔面を捉え、ロープにくぎ付けにしてパンチを連打。
この試合最大のチャンスを迎えますがダウンを取れずに終わります。


その後も前へ出て果敢に攻撃しますが、効果的なパンチを当てられません。
パッキャオにとっては、やはり2012/12、 あの対マルケス戦でのカウンター一発による
6R失神KO負けが影響したのでしょうか?
最後まで踏み込みが今一歩甘い感じがしました。
あれでは、メイウェザーに逃げ切られてしまうでしょう。


メイウェザーは、これで48戦全勝(26KO)。
世紀の一戦はレベルが高く非常に面白い名勝負でしたが、できればダウンが見たかった。
私はメイウェザーをどうしても好きになれません。


クレバーではあるが、常にリスクを取らない消極的な戦い方。
プライベートが非常に好戦的なだけに、なおさらボクシングスタイルが臆病に見えます。
史上最高の『パウンドフォーパウンド』とは、どうしても認められません。


これだけの一戦を観終わり、力が抜けてしまった感覚。
この試合以上に胸躍るタイトルマッチは、今後しばらくお目にかかれないでしょう。


日本人チャンピオンにもぜひ、MGMで世界タイトル戦を行ってほしいと思います。
この日の解説者西岡に続く、世界に挑戦的な王者の姿勢を期待します。

ドネア&ゴロフキン ダブル世界タイトルマッチ

WOWOWのTV中継でボクシングを観戦しました。



2大スーパースター ドネアとゴロフキンのダブル世界タイトルマッチ。


アメリカ時間:2014年10/18(土)  日本時間:10/19(日)
スタブハブセンター(アメリカ合衆国・カリフォルニア州)


解説はWOWOWではおなじみ、ジョー小泉さん、西岡、ゲストに村田。
このスタブハブセンターは、2年前に西岡がドネアに挑戦し敗れた会場とのこと。
あの戦いから既に2年ですか。感慨深いものがあります。
また、現在最強のミドル級王者ゴロフキン戦ということで、WBC同級8位の村田にとっても
見逃せない世界戦となりました。



■ WBA世界フェザー級王座統一戦
スーパー王者 ドネア(フィリピン) VS 同級王者 ウォータース(ジャマイカ)


結果は・・・6R KOにてドネアの完敗。
6R終了間際、ドネアは大振りの左フックをかわされた後、
ウォータースの右フック打ち下ろしを、まともにテンプルに受けダウン。 
そのまま立ち上がれず衝撃的な敗戦でした。


ドネアは5階級制覇した前試合も自らの負傷判定によるもので、全盛期の輝きが失われつつあります。
リゴンドーに判定負けして以降、そのカリスマ性に若干の陰りが見えるように思います。


この試合もスピード、キレ、パワーとも十分だったと思いますが、
動きがやや硬くコンビネーションが良くない印象。
得意の左フックも大振り・単発で見切られているようでした。
3Rに相手の右フックをまともに受け、ダウンして以降は一方的な展開。
劣勢な展開を焦って挽回しようと大振りしたところをカウンター気味に倒されました。


それにしても初めて見ましたが、ウォータースは良いボクサーですね。
これで25戦全勝21KO勝ち 完璧な戦績です。


身長170cmですがリーチは何と185cm。
左ジャブが鞭のように伸びてきてストレートのような威力。
又、両腕でガードを固めるとテンプルからボディまでしっかり隠れ撃つポイントがありません。
長い手足と短い上半身、天性のバネと破壊力。
加えてナチュラルウェイトでフェザー級で戦える適性。
見た目は細く見えますが筋肉量が多く、対戦相手は重く固い塊のように感じるのでしょう。


軽量級で、こういった黒人ボクサー選手の身体能力を目の当たりにするとアジア人は厳しいですね。
しかし、ドネア選手はあの西岡を倒したとても好きなボクサー。
階級をスーパーバンタムぐらいに落として再起してくれることを期待します。




■ WBA・WBC世界ミドル級王座統一戦
WBAスーパー王者 ゴロフキン(カザフスタン) VS WBC暫定王者 ルビオ(メキシコ)


結果は・・・2R KOでゴロフキンの完勝。
全く危なげなく、ゴロフキンの圧勝でした。


前日計量に失敗したルビオ選手が2階級くらい大きな体に見えましたが、問題にしませんでした。
ゴロフキンはベイビーフェイスに似合わないえげつないパンチ力。
TVで見る限り、特別なスーパーパンチを持っているように見えないですが、
全てにおいてオーソドックスで次元が高いようです。


何気なく撃つ左ジャブは、本当のストレート並み。
フィニッシュブローのテンプルへの左フックも、余裕を持ち相手を見て撃ちこんでいます。


これで31戦全勝28KO勝ち、世界戦12連続KO防衛。完璧すぎます。
現代ボクシングでは、全勝であることだけが最大価値・最優先事項とはいえません。
どんな相手と対戦し、どのように勝ったかその内容とストーリーが問われます。


世界一層の厚い歴史と伝統あるミドル級。
圧倒的な強さのゴロフキンを倒すべく、黒人選手はじめ能力ある選手の台頭と名勝負を観たいです。

ドネア 5階級制覇! WBA世界フェザー級タイトルマッチ

WOWOWでボクシングを観戦。


■ WBA世界フェザー級タイトルマッチ12R
スーパー王者:シンピウェ・ベチェカ(南アフリカ) VS 
挑戦者同級2位:ノニト・ドネア(フィリピン)
2014年5/31(土) ゴング
中国・マカオ ベネチアン・リゾート・コタイアリーナ


解説は、ジョー小泉さんと西岡利晃!
西岡にとってドネアは、ラストマッチの2012年王座統一戦で敗れたライバルであり盟友です。
感慨深いものがあったでしょう。



結果は・・・4R終了 負傷判定 0-3。 3者49-46で挑戦者ドネアがスーパー王座奪取!
ドネアはこれでフライ級からフェザー級までの5階級制覇を達成。(世界7人目)


試合内容は、負傷判定のため消化不良というか物足りないものでした。
王者のベチェカにとっては、やや不運です。


1R終了間際に、バッティングかパンチなのか不明ですが、ドネアが左目瞼を深くカット。
出だし1Rが劣勢だったことに加え、2R以降 流血で明らかに視界が悪そうでした。
ドネアは、焦りからか大振りのパンチが目立ちました。


ジョー小泉さんと西岡は、ともに1、2Rベチェカ優勢、3、4Rドネア優勢とみていました。
ベチェカはジャブを繰り出しながらゆったり構え、挑戦者をいなしていた印象。
一方ドネアは、右クロスと相変わらず強烈な左フック!
階級を上げてもパンチの破壊力は充分でした。


4R、ドネアは右アッパーをもらい、その後の連打でロープを背負います。
これはまずいなと思って観ていたら、左フックを一閃!
強烈なパンチにより王者が体ごと吹っ飛び、ダウン。
ドネアはその後も左フックを浴びせ攻勢に出ます。
このラウンドでベチェカをノックアウトすることは出来ませんでしたが、一気に形勢逆転。


結果的に、このダウンがものをいってドネアの勝利。
試合終了後、両者ともに納得していない表情でした。
ドネアの言っていたとおり、ぜひ再戦してきっちり雌雄を決してほしいです。



そして、あの西岡を倒したドネアには完全復活してもらいたい。
軽量級屈指のスーパースターですから、豪快なKO勝利を期待します。

フロイド・メイウェザー WBA・WBC王座統一! 

WOWOWでボクシングを観戦。


■ WBA・WBC世界ウェルター級王座統一戦 12R
 WBC王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)VS WBA王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)
 MGMグランド(ラスベガス)
 2014年5月3日(日本時間:5月4日)ゴング


結果は・・・12R判定(2-0、ドロー1)でメイウェザーが王座を統一しました。


5階級制覇のメイウェザーと2階級制覇のマイダナ。
戦前の予想はメイウェザーが圧倒的有利。
歌手ジャスティン・ビーバーを引き連れてのリングインと余裕の構え。


しかし、マイダナが1Rからラフファイトを挑み、善戦。
ファイターらしく前進し、頭を付けて拳を上や横から振り下ろす。
フックというより殴りつける戦い方。まさに喧嘩ファイト。


メイウェザーは、やり難そうに戦いました。
しかし、L字ブロック、クリンチ、ボディワーク等を駆使し、有効打をあまり許さない。
逆にスピードを生かしたジャブ、ノーモーションのストレート、フック等を巧みに使い、
ヒットアンドアウェイを交えながら、クリーンヒットを奪う。


全体としてマイダナからあまり有効打を許さなかったとは言え、メイウェザー苦戦の内容でした。
37歳になり、さすがにスピードが衰えているのは、明らかではないでしょうか。



私自身の好みでいうと、メイウェザーのスタイルはあまり好きではないです。
圧倒的スピードとテクニック、ディフェンス力は凄いと思いますが、試合を観ていてつまらない。
カウンターボクサーでもないし、リスクを取らないアウトボクシング中心。
胸躍らないというか熱くなれないんですよね。


これで46戦全勝。
現役最強のパウンドフォーパウンドであるのは、間違いありません。
でも、無敗であることにそんなに価値があるのでしょうか?


私は、5回負けても、パッキャオの好戦的なスタイルの方が好きです。
先月、パッキャオもブラッドリーに雪辱しWBO世界ウェルター級王者に返り咲きました。
両者引退までのいつの日か、メイウェザーVSパッキャオというドリームマッチの実現を期待します。

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