酔いどれスポーツ狂の日々雑感

サッカー、お酒を中心に思いつくままに綴ります。

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話題の映画『君の名は。』を観る

先日、家族4人で映画を観に行きました。
場所は長野グランドシネマズ。
昨夏からロングラン公開中、話題の『君の名は。』です。



20170129 1
小4と小1の娘たちがずっと観たいと言っていた作品。
2016年最大のヒット・話題作です。



20170129 2
長野県小海町出身の新海誠監督作品。



公開から半年経っているのにもかかわらず館内は半分以上の入り。
一言で想像以上の感動作。



CM等の印象から中高生から20代向けの青春映画と思っていました。
所詮アニメ、男女が入れ替わるという設定もよくある話。
なんでこんなに大ヒットしているのか?
話題作だし、話のネタに観ておこうか くらいのノリでした。



ところが・・・
ヒットしている理由が分かります。
美しく瑞々しい映像、感動のストーリー、情緒満点の音楽・・・圧倒的スケール感。
全てが素晴らしい。



不覚にも何度か感涙。妻も同様でした。
小1の次女には少し難しかったか?観終わった後、『疲れたーっ』の一言。
集中してのめり込んでいたのがわかります。



後半の展開は、こう来るかという感じ。
場所だけでなく時間のねじれも関わるという・・・(若干ネタバレ気味です)



何度も全身がゾクゾクするような感覚を味わいました。
RADの哀しげな音楽が物語によく溶け込んでいます。
映像は美しい風景や背景が秀逸。
実際の景色に忠実で、西新宿や国立新美術館などリアルな情景が美しい。
特に光の陰影(木漏れ日など)の描写が印象的です。



とても素晴らしいのですが、ラストの結末はあれではいけない と個人的には思います。
ハッピーエンドでない方がストーリーに深みや余韻が残ったような気がします。
ですが、歴史に残る作品であることに疑いはないので、一度は観て損はないかと・・・

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誰も知らない

WOWOWで録画した映画を観ました。





■ 誰も知らない
監督、脚本:是枝裕和
出演者:柳楽優哉、YOU 他
上映時間:141分
制作:日本(2004年)



主演の柳楽優哉がカンヌ国際映画祭で日本人初、史上最年少で
最優秀主演男優賞を受賞したことで話題となった名作。



実際に東京巣鴨で起きた子供置き去り事件をモチーフにした作品。
是枝監督はこの作品で一気にメジャー監督へ。



ずっと気になり観たいと思っていた今作。
実話をベースにしていることと、タイトルからして、内容は何となく想像がついていました。
昨今は、児童虐待事件が後を絶たず、殺人や傷害事件だけでなくネグレクトも悲惨な
事件が発生し続けている。



映画は母一人、兄妹4人の母子家庭の破滅を描いている。
兄妹はそれぞれ父親が違い、出生届けも出されず都会の片隅のアパートで
ひっそりと暮らしている。
初めは普通に仲良くそれなりに幸せそうな暮らしぶり。
やがて母親が恋人を追いかけ、子供たちを置き去りにして去っていく。
その後は柳楽優哉演じる長男が幼い弟、妹を守るべく必死に奮闘していくが・・・



ドキュメンタリーのように映画は淡々と流れていきます。
音楽も静か、子供たちの演技も自然でリアリティ溢れ、母親のYOUはいかにも
育児放棄をしそうではまり役。



柳楽優哉がイイです。
出演者全てイイですが、特に彼の雰囲気がよい。
あの強い眼差し。
少年の強い意志を感じさせ、欧米からみると神秘的な魅力に満ちているのでしょう。



ここ数年、ドラマや映画ですっかり復活のブレイク中。
長いスランプでもがき狂しんだ後に真の天才が覚醒した感じ。
挫折を乗り越え、演技に幅や深みが増しているのでしょうね。
とてもよい俳優さんです。



映画は時間も長く、見続けるのにかなりパワーを要します。
覚悟を決めて向き合わないと切なくて苦しくて観ていられなくなる。
ハッピーエンドは期待できず、悲惨な結末が予想できるため重い作品。
途中、兄妹たちは救いを求めたり、助けてもらえそうな場面がいくつかあります。



でも助けを求めず、周囲の大人たちも困窮具合を気づいているはずなのに
『誰も知らない』ふりをします。
この無責任さ、非情、無情、空虚を是枝監督は表現したかったのでしょう。



ラストも重く悲しく切ないシーンですが、何か清々しい空気も感じさせます。
それは、兄妹がつらいながらも必死に協力し合い、どこか明るさを感じさせる
逞しさを描いているからかもしれません。



実際の置き去り事件はもっと凄惨で悲惨だったようですが、
エンターテイメントの映画ですからこのようなラストになっています。
一回観れば充分な作品ですが、内容や印象が強烈で一回は観るべき
名作邦画だと思います。

マイ・インターン 爽やかな良作映画

WOWOWで録画した映画を鑑賞しました。





■ マイ・インターン
監督、脚本:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ、アン・ハサウェイ 他
2015年アメリカ
時間:121分



昨年の公開時から話題になっていた今作。
数年前に『プラダを着た悪魔』も観て、とても好きな映画。
その続編ともいえるような作品でずっと観たいと思っていましたが、期待通りの良作でした。



明るく前向きで爽やか。
老若男女みんなが安心して楽しめる映画だと思います。



主演二人の演技・魅力に尽きます。
役柄設定に、はまり役。



ロバート・デ・ニーロ。
渋い魅力全開。
これまでの強面の役柄とは異なり、若者に理解あるシニア・インターンを好演。
銃を撃たず闘争もなく、『FUCK YOU』も言わない。



『タクシー・ドライバー』や『ゴッド・ファーザー』などのイメージとは一変。
新境地ですね。
デ・ニーロが演じるからこそ、ベンに魅力や説得力があるのです。
悪のイメージがある彼だから、あの抑えた演技がより効果的になります。



清潔で上品な身だしなみのベン。
髭をそり整髪し、オーセンティックなスーツをピシッと着る。
ハンカチや鞄、靴等の小物に気を抜かない。
そして伝統的で高品質なものを末永く使い続ける。



まさに現代の大量消費社会へのアンチテーゼです。
修理したり、磨いたり、味を出して自分のものにする。 
ファストファッションに代表される安価なものを安易に購入し、飽きれば捨てる・・・
という概念とは正反対です。



私も一時期、某○ニクロの商品一辺倒で安易に購入し、リサイクルしていました。
ですがここ数年は反省して、多少高価でも長く使用できる良いものを購入するように
原点回帰しています。




又、ベンは多弁でない代わりに、表情や仕草で相手に意志を表示します。
若者の多いネットファッション業界で素直に教えを乞い、時にはさりげなく人生経験を
生かした誠実な対応で人望を集めます。
彼の言動には多くの人生における教訓が示されていて、本当に参考になりました。
これからの自分の生活に反映させたいと思います。



アン・ハサウェイ。
可愛く美しく大好きな女優さん。
アイドル期を超えて演技力も抜群。
本当にチャーミングです。



演じたのは新興ネットファッション会社の若き創業社長。
仕事に家庭に教育に すべてに全力投球。
生真面目に頑張っていますが、大きな問題を抱えていきます。



その過程で初めは少し疎ましく思っていたベンを信頼するようになります。
誠実で控えめな紳士と若きキャリアウーマン。
二人が距離を縮めるキッカケのFB開設を手伝うシーンがイイ。



アン・ハサウェイは泣くシーンが上手ですね。
感情のほとばしりを表現するのが上手い役者さん。



彼女のファッションを観るだけでも楽しいです。



映画に登場してくる人物は皆善人。
悪人がいません。
そこがきれいすぎて予定調和すぎるかもしれません。
最後の夫婦仲の修復もあっさりしすぎ。
でもそれでいいんです。



どろどろしなくて青春映画のような潔さ。
深く考えずにあっさり楽しめます。



映画のオープニングとエンディングの太極拳のシーン。
話中の寿司のデリバリーやベンとジュールズの『サヨナラ』の台詞。
ところどころに東洋の要素が散りばめられ、ストーリーに深みを増しています。




今年観た中でも最上級に位置するハートフル映画。
幸せな気分で寝付きたい方に特におススメ致します。

MI5 ローグ・ネイション 最高のアクション映画

WOWOWで録画していた映画を観ました。
大ヒットアクション映画。





■ ミッション・インポッシブル ローグ・ネイション
監督・脚本:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、サイモン・ペッグ、
    ジェレミー・レナー、ヴィング・レイムス、アレック・ボールドウィン 他
製作:2015年 アメリカ・中国
上映時間:132分



MIシリーズの第5弾。
期待・評判に違わぬ大ヒットアクション映画。
単純に面白かったです。



昨年、劇場公開時にぜひ観に行きたかった作品でしたが、タイミングが合わず。
今回のTV鑑賞となりました。
こういう作品こそ、劇場の大きなスクリーンや音響で観るべきでしょう。



妻と娘二人と一緒に鑑賞。
娘たちは初めてのMIシリーズでスパイ映画も初めて。
トム・クルーズの絶対絶命のピンチの連続に小1の次女は、『怖い怖い』を連発。
『主役は絶対死なないから大丈夫だよ』と言い聞かせながら観ました。



ヒロインのレベッカ・ファーガソンとのラブシーンもなく(キスシーンも無)、
敵を殺すシーンも、血しぶきなど残虐な描写がほとんどなく、子供と一緒に観ても
安心な作品でした。
小4と小1の娘たちには少しストーリーが難しかったようですが、
それを余りあるアクションシーンでカバー。



最後にはヒーローが勝つという、水戸黄門的な大団円ですが、
それこそがエンターテインメントのアクション映画に求められる要素。
結末が分かっていても、伏線や演出の見せ方、ストーリー展開、派手なアクションシーン等で
楽しませてくれます。



それにしても現在54歳のトム・クルーズ。
撮影時は52歳くらいでしょうか。
1996年のMI1から約20年、主役のイーサン・ハントを演じ続けています。
流石にアップの表情には、しわが目立ち、ふけた印象はぬぐえません。
が、ほとんどスタントマンを使わず演じたという驚愕のアクションの連続。
見事というほかなく、大アッパレです。



ハリウッドらしい真のスター俳優として、これからも私達を楽しませてほしいものです。
次回MI6にも期待しています。

悲しきアメリカンスナイパー

WOWOWで録画した映画を観ました。





■ アメリカン・スナイパー
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジェイソン・ホール
出演者:ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー 他
公開:2014年アメリカ
上映時間:132分




アメリカ海軍のネイビー・シールズに実在した伝説の狙撃手、
クリス・カイルが著した自伝が原作の戦争映画。



プライベートライアンやローンサバイバーを抜いて、
アメリカ戦争映画史上、最高のヒット作となった作品。



主演のブラッドリー・クーパーの熱演とイーストウッド監督の演出により
緊迫感のある素晴らしい戦争映画となっている。



兎に角、息をのむシーンの連続。
息を止めて観るシーンも多く、手に汗握る場面ばかりで実際の戦場に投げ出された気分。
緊張感が続き、いい意味でとても鑑賞に疲れる映画。



観るに堪えられないような残酷なシーンも多数あり、痛みを感じながらの鑑賞。
アメリカ映画は戦争の悲惨な惨状を物凄いリアリティで表現します。
いつも感心しますが映像や音声、セット等超一流の技術を観ることができますね。



本作品はエンタメとして当然フィクションも交えているそうですが、
基本的に実話であることが何よりも重い。
当然ですがヒーロー礼賛ではなく、反戦映画だと思います。



戦争はどんなものでも、人間の感覚を破壊し、人間を人間で無くする最大の罪。
退役軍人や傷痍軍人の心と身体の傷は、一生癒えることがありません。



予定になかったラストシーンが本当に悲しい。
とても興味深く面白い映画でしたが、無常観が漂う映画鑑賞となりました。

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